原点回帰

私にとって、2024年は波瀾万丈の歳でした。事務所を開設し4年を迎え、少し軌道に乗ってきたところでした。また、熊本と徳之島の2地域居住の生活も定着していました。

しかし、人生には安定した所に落とし穴がありました。家庭・家族を顧みず、自分の生活を優先してきたツケが突如として身に降りかかり、押し潰され、改めて我が身の不甲斐無さと弱さを痛感しました。

さて、そのような歳も過ぎ去ろうとしている中で、2025年を如何に生き切るかを徳之島から想いを回らせています。

新年のモットーを「足下を見つめ直す」とし、全てにおいて原点回帰をして行きます。先ず、「家庭、そして、家族・自分」見つめ直す事です。

熊本県知事で第79代内閣総理大臣の細川護熙氏は、著書に「軽挙妄動を避け、声高に自分を主張する事なく、先を人に譲るような人の中に真のリーダーはいる」と書いています。

そして、中国には「語るに言少なく、善く人に下り、喜怒を色に形わさず」という諺があります。また、私が尊敬する極真会館創始者大山倍達氏は「頭は低く、目は高く、口を慎んで心広く、孝を原点に他を益す」を武道訓としています。

共通することは、物事を深く考えず軽はずみな行動を戒め、我先にでは無く、謙虚で冷静に行動するという事です。2025年はこれらを座右に置き、身を慎み、謙虚に生きていきます。

どうぞ、よろしくお願いいたします。2025年 元旦 前田浩規

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