
「どうでもいい」
2026年を迎えるにあたり、新年の生き方を考えてみた。
「どうでもいい」という心の持ち方。
「どうでもいい」と聞くと、投げやりな態度や無関心を思い浮かべるが、ブッダは無関心ではなく、「執着をなくせば苦しみもなくなる」と説いている。
つまり、「どうでもいい」と思えることが増えるほど、人生は軽やかになるようだ。
そのために、来年は次の3つを実現に努力する。
① 物事を「あるがまま」に受け入れる
ブッダは思い通りにいかないことがあっても、それに抗おうとするのではなく、「そういうこともある」と受け入れる。
② 何が起こっても、「それもまた良し」と思える心
人生には、コントロールできないことがたくさんある。でも、どんな状況でも「それもまた良し」と思えたら、気持ちはずっと楽になる。
ブッダは「物事には必ず変化がある」と説いている。いいことも悪いことも、一時的なもの。執着せずに、「それもまた良し」と思うことで、心は安定すると。
③ 「どうでもいい」と思うことで、心のスペースを広げる
「これは本当に気にするべきことなのか?」と一歩引いて考えてみると、案外「どうでもいい」と思えることが多いと気づくかもしれない。その瞬間、心のスペースが広がり、もっと大切なことに目を向ける余裕が生まれる。
「どうでもいい」という心の在り方は、無関心になることではなく、執着を手放し、あるがままを受け入れること。そして、「それもまた良し」と思える柔軟な心を持つこと。残り少ない人生において家族や友人・知人に迷惑をかけずに生きたいものだ。
