「虚無は実存する」

尊敬する故石原慎太郎氏の著書「老いてこそ生き甲斐」には、死は人間にとって最後の未知で最後の未来であり、意識の消滅で虚無であるとしている。
ゆえに、人間が喜んだり愛したり恐れたり怒ったりするのは全部、意識の産物で意識がなくなってしまったら、自分がどこにいるのかさえもわからない。死んだら何もない、だから「虚無は実在する」と                                  (著書から抜粋編集)
死はまさに「想定内」でありながら、誰も経験して語ったことが無い未知の世界でもある。私にはまだまだ、十分な理解には程遠いが何となく分かるような気がするが、そろそろ真剣に向き合わなければならない最後の大きな課題でもあります。
故石原慎太郎氏のご冥福をお祈りします。

故石原慎太郎氏(BLOGOSより引用)

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